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2012年2月23日 (木)

合成の誤謬は何故発生するのか

合成の誤謬

資本主義体制においては、資本家は雇用した労働者を安い賃金で有効的に活用し、利潤を上げるべく生産の自動化を推し進め生産効率を上げ、少ない労働力で大量の消費財を安く生産できるようになり必要十分な量が供給されるようになる。

余った労働者は他の産業に就くか失業者になる。

多くの労働者はパート、アルバイト、期間従業員などの非正規に落としこまれ安い年収で使われる。

失業者や安い年収者が増えれば購買人口が減少し、内需は低迷する。

購買人口が減少すれば物価が下落する。

また、海外から消費財が安く入ってくる。

物価が下がるのは消費者にとって喜ばしいこと。しかし、会社にとっては利益の低下を招き賃金を下げざるを得ない。

賃金が下がれば購買力も下がり物価の下落を招くというデフレスパイラルに入る。

購買力が下がり物価が下落すれば更に効率的生産を目指すため国内の工場を閉鎖し、技術と共に人件費の安い海外に移転し国内産業の空洞化を招く。


    ← 物価の下落 ←    →生産の自動化→  
   ↓           ↑ ↑            ↓  
利益の低下      購買力の低下      失業者の増加  
   ↓           ↑ ↑            ↓  
    → 賃金の低下 →   ← 購買人口の減少   



このデフレスパイラルの元凶は物価の下落そのものだけでもなく生産の自動化だけでもない。

従来から言われているように合成の誤謬を招く現代資本主義の欠陥そのものが露呈してきたものである。

公務員の人件費に対する膨大な血税が国と地方自治の運営に注ぎ込まれている。

平成21年度の医療費総額35兆円(国庫負担約25%)、そして赤字国債の増大、貧困層の拡大と経済の萎縮、これらの状況を改善できなければ国の運営そのものが行き詰まり対応を誤れば国家破産という事態を逃れることはできない。

国家破産という事態に陥るなら原材料、生活物資、食料の輸入は難しくなり富裕層の生活消費財や食料の購入で簡単に物価は上昇し、ハイパーインフレになり、経済的弱者は高額になった生活消費財も食料も買うことができず多くの餓死者を出す可能性がある。

そうなる前に、国民へのボーナス支給とベーシックインカムの支給を実施し、内需の拡大を図り経済の活性化に努めるべきである。

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http://homepage2.nifty.com/niwaharuki/siyokun1998-5.htm

http://ja.rael.org/download.php?view.32

http://oneness-net.jp/pao-updates/index.htm

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